録り終えました♪
レコーディング2日間、12時間以上歌い、
最後の15曲めを録るために姿勢を整え空の客席に向き直ったとき
なぜか突然覚醒しました。
「あ、私はとんでもないことをしてる。これは現実なんだ!!」
録ってる間は、楽しいとか苦しいとか、という感情がなくて、
とにかく喉と集中力を保つしかない、と思っていました。
気づいたら追い詰められてて、気づいたら笑っていました。
ピアニストの赤松さんや、サウンドエンジニアの原さんが、タフな天才というのは知りすぎるくらい知ってたけど、
本当にすごい人たちだった。
そして天才たちの無邪気な会話は面白すぎた!
こんなにシビアな"録音"という場面でも、
笑いが絶えない、励まされ許され、
天才たちの懐の深さ、、、!! すごいなあ。
...
さて、
私がレコーディングを決めてから今までにしたことといえば、
日々練習することと、人にお願いすることだけ。
自分は何も動いてないのに、当日は、
美しい音を響かせるピアノと会場が用意され、そこになんか見たことのない機材が組まれ、はて?何が起きているのか、、、
収録終了1時間前までよくわかっていなかった、、、
まさに、睡眠中に見る夢のように、グワングワンと変わり続ける2日間。
赤松林太郎さん、原浩一さんと、吉田恭子先生、
3人の天才が、2日間つきっきりで、
私の"凡人の音楽"を彼らの領域までひきあげてくださいました。
この方がいなかったら録れなかった 三和スタジオの万波幸治さん、
誰よりも長く会場にとどまって見守ってくださった 調律の巨匠 郷健夫さん、
2日間譜めくりをしてくださったピアニストの堀井優梨香さんと橋本亜紀さん、
サラマンカホールの皆様、
そして身の回りの細かなことを手伝いに来てくれたたくさんの友人たち。
皆さんに本当にご尽力いただき、幸せでなりません。
発売は秋の予定です!
ここからも、人様の才能と愛情をい〜〜〜っぱいお借りして、現実にしていきます!
ご期待いただけましたら幸せです!