半年ぶりの大阪市中央公会堂

2019年05月26日

赤松林太郎さんのピアノコンサートへ。

三浦環が歌った、ヘレンケラーが講演した、
歴史的な大劇場。


ベルベットの重厚な美しいドレープが会場中にたくさんありました。
そもそも両側の反響板がないため、音響には今回随分工夫をされたと何かで読みましたが、
私は一列目でかぶりつきで聴いてしまったため、音がどう会場に回っているかまでわかりませんでした。
少なくとも私の席では、いつも通り集中できました。
会場にはもともとなのか今回調整が入っているのか、反響板らしきものがかかっていました。

初めて入った大集会室。興奮してたくさん写真を撮ってしまいました。

「歌う楽器、Shigeru Kawai 。(中略)このすばらしい楽器に存分に歌ってほしい作品を集めてみました」との赤松さんからの言葉がプログラムノートに書かれていました。

『歌ってほしい』

まさに、そんな音でした。

"赤松林太郎とShigeru Kawai"をじっくりとじっくりと堪能しました。
赤松さんの演奏を聴いた後、いつもは、興奮冷めやらずという感じですが、
今回はじっくりと何度もその時間を反芻したくなる
そんな気持ちで、帰りの新幹線に乗っています。