オンラインレッスン

2020年05月06日

私たちの音楽教室も、
ようやく、オンラインレッスンの生徒さんを募るところまで来れた。
1ヶ月、今小学生をみている講師の皆さんにお願いしていたけど、誰もが後込みしてしまって
どうしても前に進めなかった。
仕方ない、仕方ないと思うものの、歯痒くて、声に出せない心の中のイライラが頂点に達してしまっていた。

それを見かねた小学生の生徒がいない講師 であり古くからの親友が

「まきちゃん、やるなら、私、オンラインで他の先生たちの代講してもいいよ」

といってくれた。
そして翌日には、その講師(親友)の勧めで
わたしたちの愛弟子であるピアノレスナーにも電話をした。

そしたらその子(といっても、もう講師歴5年)も、
「ぜひ、やらせてください」
と言ってくれ、その1時間後にはグループラインをつくって、
毎日3人で寝る間を惜しんで研究、検証。
1日中勉強会と称してやりとりをしていた。

そのうち、迷いを持っていた講師のうちの一人が、
「私にできるかどうかわからないけれど、勉強会だけでも参加させてください」
とおっしゃって、1〜2日みていてくださった。

そして
「みなさんすごい。おどろきました」
とおっしゃって、そのうち、
わたしたちが見落としている件を調べてくれたり、
検証に自ら参加してくれたりするようになった。

そしてそこにドラム講師も参加して、試しに、と
その講師とオンラインセッションをしてくれた。
オンラインに苦手意識のあった2人から
「オンラインセッション、たのしかった!」
と聞いたときは本当に嬉しかった。

わたしは、苦痛な仕事をして欲しくないから、
私のもとで働くなら、やりたい仕事をして欲しいから、
本当に嬉しかった。

自分から動いた心は、人に動かされる心より強い。

生徒さんたちに案内を始めたのは、
グループラインを作って3日と6時間経ったときだった。

すごい3日間だった。
このメンバーじゃなかったらできなかった。
まだ、成功もしてないけど、
スタート地点に立っただけだけど、
本当に幸せで、ありがたくて、もう泣けて泣けて仕方ない。

ひとりじゃ、絶対にできないから、
私はピアノの先生じゃないから、
「私が先に試してみるわ」っていえないから。

情報だけを流していた間、誰も反応してくれなかった。

でも、

一緒に動いてくれる人が1人でもいたら、それがどんどん広がっていく、というのを
目の前ですごいスピードで見た。

涙が止まらないから、どうしてもこうして書かずにいられなかった。