人のセンスと自分のセンスを信じること

2021年05月24日

緑だけじゃなくてね、
お花をね、つけて欲しかったんですよ、アンティークでカラフルな感じに。

ヒューマンハイライト 今木 祐輔くんもそのつもりでお花たくさん持ってきてたんですよ。
でも、「これでどうですか」って見せられた時、花がなかったの。
森そのものだったの。

「えぇ?花は?花はつけないの?」

と私が怪訝そうな顔をしたら

「はい、1部はCDジャケに使った造花、2部は裏ジャケの小道具を生かすならやっぱり僕は緑だけで行きたいんですけどどうですかね、、、」

っていうから、"花欲しいもん!"って思いながら、


ハッと気づいた。


私はこの人の装花が大好きで、そのセンスを信頼して頼んだんだったわ、って。
だから丸一日、岐阜から名古屋に来てって、頼んだんだったよなって。

私の方がセンスあるなら、わざわざこの人に頼まない。
私が頼んだ人なんだから間違いない。

そう思って、「うん、そうだね、やっぱり花いらない!」って言って大正解。
舞台が森になった。
これらの写真はリハーサル時に試しに置いてみたもの。
水辺をどう表現するかで悩んで、苔の上に造花を置いて表現してくれた。

2部では撤去して小道具を。香りだけはお花の薫りムンムン!!
ちゃんと、持っては来てたから笑笑


頼んだ人のセンスを信じること。本当に大事。
それより何より、
その人に頼んだ『自分のセンス』も信じること!!!!!

何よりも大事!!!!!