名前のこと

2017年11月09日

名前。
今でこそ気に入っている名前だが、
生まれる前に候補に入ってた名前が素敵で、いまだに憧れがある。

ひかり と 真貴緒

母にとっては ひかり は古風な名前だと感じていたらしい。
(父がた祖母からの提案だったよう)
でも、またひと世代下のわたしには、とてもかっこよく思えた。

真貴緒、も好きだ。古風な感じがする。
もしかしたら子どもの頃には揶揄われそうな名前ではあるが、
友人同僚生徒さん などにいらっしゃる、のえさん、しのさん、かえさん、など、
古風な名前にも憧れる。
真貴 は、なかなか...固すぎるし、3文字の名前に憧れもあり気にいることができなかった。


なん年前だかのある時、とても厳しい演出家の方からいただいたお礼状の返信ハガキに

『真 貴とは、あなたにぴったりのなまえですね』

とありました。
嫌われてるんじゃないかと思うほどの厳しさだったので
(わたしも若かったので、そんなふうに思っていた。今なら好き嫌いの話ではないとわかる)、とても驚いて、脚本も書く方だし言葉のプロが言うことだしなとか穿った見方をしてしまったが、
大人になるに従い、じわじわと嬉しくなってくる。

真貴 いい名前ではないか。

それでも、ひかり と 真貴緒 への憧れも消えない。

ひかり は今年わたしの代名詞にもなったかもしれない。
(来年もひかりで一発花火!!のようなもの考えてます。)
真貴緒はどこかで何か出てくるのだろうか?


写真は、高田印刷の華ちゃんが、
わたしの気づかないわたし、をたくさん考えて作ってくれた名刺。活版、箔押し。
箱も彼女がわたしの好みをリサーチして手作りしてくれたもの。