大人の作文教室

2020年03月24日

先日は[作文教室]第一回目。
3人の方とは「初めまして」。
先生も含めた5人で、
テーマに沿って、見たものを言葉に紡いでいきました。

作文、詩には、大好きだった2人の先生の思い出があります。

1人は小5の時の担任の先生。
はちゃめちゃでそれまで先生方から叱られてばかりだったわたしに、
「足利さんの文章はいいなぁ」と声をかけてくださり、
たくさんの作品を、新聞社や雑誌に送ってくれました。
[担任の先生]に褒められたことがなかったわたしは、本当に嬉しくてたくさんたくさん書きました。
その頃の夢は、作家か歌手でした。(それまでは考古学者😆)

もう1人は、高校2年生の時に古典を受け持ってくださった女性の先生。
そのかたの、一言一言噛みしめて話す声も心地良くて大好きでした。
ある日、教壇に立ったその小柄な先生が、
「中国に、漢詩の勉強をしに行くことになりました。
幸い、夫が理解のある人でして、"いってきなさい"といってくれたのです。
ありがたいことに学校からもお許しをいただきましたので、行ってまいります。」
と、いつものように一つ一つの言葉を大切に、そしてにこやかにおっしゃった時のことは本当によく覚えています。

大人になっても忘れられず、あの先生に、また国語を習いたいなぁ、と、思ったけれど、
なんと!(バカだなぁわたしは、、、)
フルネームを覚えていないのです。

いつか、先生にお目にかかれても、向こうもこちらもわからないのですよね、、、。
無念。

と、何年も思っていたところに、
ここ ことばの泉 作文研究室 を見つけまして、、、。
月一で行われる大人クラスに通うことになりました。

お勉強、という感じではありませんが、
最後に赤ペンで添削していただくのはとても嬉しい!

あくまでもお稽古ごとではなく、習い事。
ちょっとしたお楽しみです。